
通話料はややドコモが安い!
各社とも様々な料金プランがあり、その通話料はプランごとに全く違う。ここでは、各社の最も基本的な料金プランの通話料金を比較した。下記一覧表は相手先別に10円で話せる秒数をまとめたものだ。参考までにPHS(DDIポケット・エッジ)の料金も加えてある。ただし、PHSは1通話ごとに10円が加算されることに注意。
対固定電話に関しての通話料を見てみると、ややドコモが安くなっている。特にシティフォンが安い。また、auの平日昼間の通話料が若干高いのが気になる。
自社グループ携帯電話への通話料に関しては、各社ともほぼ横並びであまり差はない。ただし、ドコモシティフォンはやはり安い。他キャリア(会社)への通話料についても同じことが言える。
PHSに対しての通話料に関しては、ドコモシティフォンも含めて各社あまり差がないが、やはりauの平日昼間の通話料が若干高く見える。
全体的に見ると、ドコモシティフォンの安さが目に付く。しかし、シティフォンは「iモード」が使えないことや、機種が少ないなどの問題点がある。「携帯は通話だけ。機種にもこだわらない。」というのであればオススメだが・・・。
シティフォンを除いて考えてみても、全体的に若干ドコモの通話料が安いようだ。Jフォンとツーカーはほぼ同じ通話料。auは、対固定電話と対PHSの平日昼間の通話料がやや高いのが気になった。
また、ここでPHSの料金の安さをあらためて認識したのではないだろうか。固定電話やPHSへの通話に関しては、携帯からの通話料の半額以下となる場合が多い。携帯への通話に関しては、やや高くなるが、それが少ないならPHSの通話料の安さはかなり魅力的だ。
■相手先別10円で話せる秒数
相手先 |
キャリア |
平日昼間
8時〜19時
|
夜間
19時〜23時
|
土日祝日
8時〜23時
|
深夜・早朝
23時〜翌8時
|
固定電話 |
ドコモデジタル |
26秒
|
30.5秒
|
34.5秒
|
47.5秒
|
ドコモシティフォン |
26秒
|
43.5秒
|
47.5秒
|
65秒
|
au
|
18秒
|
28.5秒
|
31秒
|
42.5秒
|
J-フォン |
22.5秒
|
30.5秒
|
31.5秒
|
42.5秒
|
ツーカー |
22.5秒
|
30.5秒
|
31.5秒
|
42.5秒
|
DDIポケット(参考)
※1通話ごと10円加算 |
60秒
|
60秒
|
60秒
|
70秒
|
自社グループ
携帯電話 |
ドコモデジタル |
18秒
|
26.5秒
|
30秒
|
41.5秒
|
ドコモシティフォン |
25秒
|
41.5秒
|
45.5秒
|
62.5秒
|
au |
16秒
|
26.5秒
|
29秒
|
40秒
|
J-フォン |
16.5秒
|
26.5秒
|
30秒
|
40秒
|
ツーカー |
16.5秒
|
26.5秒
|
30秒
|
40秒
|
DDIポケット
※1通話ごと10円加算 |
16.5秒
|
15/24秒
|
15/24秒
|
15/24秒
|
他キャリア
携帯電話 |
ドコモデジタル |
16秒
|
23.5秒
|
26.5秒
|
36.5秒
|
ドコモシティフォン |
20秒
|
37秒
|
37秒
|
51.5秒
|
au |
16秒
|
26.5秒
|
29秒
|
40秒
|
J-フォン |
15秒
|
23.5秒
|
26秒
|
35秒
|
ツーカー |
15秒
|
23.5秒
|
26秒
|
35秒
|
DDIポケット(参考)
※1通話ごと10円加算 |
16.5秒
|
15/24秒
|
15/24秒
|
15/24秒
|
PHS |
ドコモデジタル |
20秒
|
21秒
|
21秒
|
21秒
|
ドコモシティフォン |
20秒
|
21秒
|
21秒
|
21秒
|
au |
12秒
|
20秒
|
20秒
|
20秒
|
J-フォン |
20秒
|
20秒
|
20秒
|
20秒
|
ツーカー |
16.5秒
|
20秒
|
20秒
|
20秒
|
DDIポケット(参考)
※1通話ごと10円加算 |
60秒
|
60秒
|
60秒
|
70秒
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※10円でかけられる秒数。同一都道府県または自社営業区域内の料金。ドコモはプランA(基本料4500円)、auはおてごろプラン(基本料4600円(デジタル))、Jフォンはスタンダードプラン(基本料4300円)、ツーカーはビジネスプラン(基本料4500円)。
※PHSは、上記通話料とは別に1通話ごとに10円料金が加算される。料金プランは標準コース(基本料2700円)。(15/24秒)は、最初の1分15秒10円、1分以降24秒10円。

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